ペットの遺骨を粉骨していただくことは可能ですか?
一緒に遊んだお庭にお骨をまきたいのですが、粉骨していただくことは可能なのでしょうか。
ご粉骨も可能でございます。一旦お預かりし、後日お届けさせていただきますね。
「天国へのかけ橋」スタッフの石井がお答えいたします。この度はお悔やみ申し上げます。
ご火葬のあと、ペットちゃんの遺骨を粉骨させていただくことも可能です。
一旦お預かりして後日お届けさせていただく形になりますので、ご了承いただければと思います。
ご粉骨にかかる費用は、ペットちゃんの体格ごとに3,000円〜5,000円の幅でご案内しております。
当日お伺いするスタッフより詳しい料金をお伝えしますので、遠慮なくお声がけください。
また、ご家族さまにおかれましては、深い悲しみの中でご火葬をご依頼されていることと思います。そのため「お骨をどうするか」まで考えることができない場合でも無理はございません。
粉骨は、あとから専門の業者に対応してもらうことも可能です。
そのため粉骨しようかそのまま供養するか迷いがある方は、ご家族のみなさまが後悔することのないよう十分にご検討なさってから、どのようにするか決めることをおすすめします。
このあとは何か少しでも参考になりますよう、ペットの粉骨を考える上で知っていただきたいことをお伝えしますね。
ペットちゃんの遺骨を粉骨するメリット
ペットちゃんの遺骨を粉骨するとさまざまな供養の形が可能になるため、火葬の際に粉骨をご依頼されるご家族さまもいらっしゃいます。
粉骨というと散骨するイメージがある方も多いかと思いますが、粉骨にした場合でもお墓に入れて供養することが可能です。
散骨するのか・納骨するのか、具体的にどのように供養するか決まっていない場合でも、少しのあいだ手元に置いておいてさまざまな選択肢から考えることができるんですね。
ほかにも、遺骨を粉骨にすることでのメリットはさまざまです。
- メモリアルカプセルやキーホルダーに入れて身に着けられる
- 粉骨することでコンパクトになるため、もしもの災害時などでも一緒に連れて行きやすい
- さらさらになったお骨を見ることで気持ちに整理がつく
遺骨を骨壺に入れてそのまま保管されている方からは、「見るたびに悲しくなってしまう」「大きな骨壺があると来客された方が気を遣ってしまう」といったお声を聞くこともございます。
気持ちの整理をつけたい方や、いかにも「骨壺」という形で保管しておくことに抵抗のある方は粉骨を考えてもいいかもしれません。
粉骨を決める時に考えたいこと
遺骨を粉骨するかどうか、決める際に考えていただきたいことが2つございます。
- ご家族が抵抗を感じないか
- 後悔することがないか
飼い主さまのあなた自身が粉骨を希望する場合でも、もしかするとご家族さまの中には抵抗を感じている方がいらっしゃるかもしれません。
粉骨とはお骨をパウダー状にする処理ですので、どうしても抵抗を感じる方もいらっしゃいます。
ご家族さまで意見が分かれてしまうとペットちゃんも悲しまれるはずですので、どのように供養するか十分に話し合って決めるようになさってみてくださいね。
また、粉骨して後悔しないかも十分に検討されることをおすすめしたいです。
ペットちゃんの遺骨を粉骨された方の中には、「形がある状態でお骨を残しておけばよかった…」と後悔される方も。
粉骨することでお気持ちの整理がつくケースもありますが、あとから悲しみがこみ上げて来てしまうこともございます。
あなた自身とご家族、そしてペットちゃんにとってもいちばん後悔のない形でご供養できるよう考えてみましょう。
ペットの遺骨を粉骨したあとは
ペットちゃんの遺骨を粉骨したあとは、ご家族さま思い思いの形で供養なさってください。
- 手元に置いておく
- 散骨する(海洋散骨、お庭に散骨…等々)
- お墓に入れる
散骨はご自身で行っていただくことも可能です。
法律的には問題ないのですが、人が多く集まるような場所は避けるのがいいでしょう。
私どもでは、お骨を身に付けられるメモリアルグッズや、お骨を入れておく骨壺のご用意も可能です。
ご希望の方はお電話にて、もしくは当日スタッフにお声がけくださいね。
どうかご家族の皆さまが、後悔のないお見送りと御供養ができることを願っております。
この記事を書いたペット葬儀の専門家
石井静香(いしいしずか)
更新
粉骨とは遺骨を粉末状にすることを指します。ペットの供養だけでなく、故人の供養としても粉骨を選ばれる方が少なくありません。埋葬や供養に対する考え方はそれぞれですので、どのように供養するのが1番なのか、ご家族みなさまでご検討なさってみてください。